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DISTRIBUTION IN TOKYO (JAPANESE) [distribution]

#01 FOAM_THE NEWSPAPER COLLECTOR'S EDITION INEZ VAN LAMSWEERDE AND VINOODH MATADIN 2010
For the retrospective Pretty Much Everything - photographs 1985-2010 in Foam (until 15 September 2010), a unique newspaper has been designed by M/M (Paris). The newspaper contains 25 images and 25 posters. Includes essay by Micheal Bracewell.
#02 RICHARD PRINCE: AMERICAN PRAYER 2011
Éditions de la Bibliothèque nationale de France.
#03 BUFFALO NO.1 2011
Fashion&Culture Magazine from Spain.
スペイン発の新感覚カルチャーマガジン「Buffalo」の記念すべき第一号はタブロイド型/174ページとボリュームたっぷりで、写真/ファッション/デザインの秀逸なビジュアルも見ていて楽しめる一冊になっています。
テーマとしてトランスジェンダー、クロスドレッシング(服装倒錯)などを扱っているものの、ゲイマガジンのような枠にはまらず、もはやジェンダー(性別)を軽々と超えた新時代のフリースピリットが表現されている。奇妙なまでの独自のスタイリング・センスで見せるファッション・フォト・シリーズや、突然入ってくるYouTubeからのカットアップ画像の特大ポスターなど、これまでに見た事のないような斬新なアイデアであふれていてとにかく自由!
*CONTENTS; Patti Smith, Marianne Faithful, Bruce Weber, Girls, Morrissey, Eugene Hütz, Patrick O'Dell, the Maysles Brothers, Joan Crawford, Mati Klarwein, Roy Andersson, Randal
Kleiser and many more... http://vimeo.com/21935025
タブロイドペーパー/410×285mm/174 ページ/英語・スペイン語/年2回発行/定価 2500円( 税抜) 3000部限定/ナンバリング入り/初回のみオリジナルステッカー付!
#04 TISSUE NO.1 2012
「EVERYTHING SEXY」をモットーとし、エロティックな題材をわざと“セクシー”ではないシチュエーションに置くことによって、これまでのエロティックなものを取り扱う雑誌とは別の角度から“セクシー”について提案する、ドイツ発の新雑誌『TISSUE』。
ROY STUARTのような大御所から、世界中で活躍中の若手フォトグラファーまで総勢 25名のフォトグラファー /アーティストが彼らの“セクシー”だと感じるものを表現している。ヌード写真のような直接的なものから、ストッキングなどのフェティッシュな物、そして馬の写真といった、間接的に“セクシー”を感じる写真までが、秀逸なセレクションと美しいレイアウトによってまとめられており、非常にソフィスティケートされた印象を与える一冊に仕上がっている。
*FEATURING STORIES BY HANNA PUTZ. EMMANUELLE TRICOIRE, NARCISSISTER, JULIJA GOYD, LALLA, ROEG COHEN, LUKAS GANSTERER, HOWARD CHU, CORRADO DALCO`, NETTIE R. HARRIS, ANNE WAAK, NICO
KRIJNO, HADLEY HUDSON, AUTUMN SONNICHSEN, VASSILIS KARIDIS & NICHOLAS GEORGIOU, STRAULINO, ROY STUART and many more
20 x 30 cm / 72 P / 2色刷、フルカラー8ページ / ソフトカバー / 年2回/ 2000部限定 / ポスター付/定価2000 円( 税抜)
#05 DASH SNOW: LOVE ROSES
2008年、イタリアの PALAZZO GALLERYにて、アメリカ人アーティスト Dan Colenと Nate Lowmanが 2年間に渡るコラボレーションのひとつとして「Love Roses」というインスタレーションを発表した。そのインスタレーションとは、バレンタインに恋人に贈る花を入れるための筒にも見えるし、コカイン吸引用のパイプにも見えるようなガラスの筒の中に、色とりどりの造花を入れたものをつなぎあわせて、それをギャラリーの入り口にカーテンのようにつるしたコンセプチャルな作品だった。
Danと Nateの親友でもあるアーティストの Dash Snowがオープニングパーティーの際にその作品をくぐりぬけてギャラリーに入ってくる着飾ったパトロンたち(その多くは女性だった)を写真に撮っていた。 そこには、アート作品を作る側と買う側の相互関係に入り込み、その間にある包括性と排他性の奇妙な境界線を壊すという意味も含まれていた。現像されたそれらの写真を見た 3人はすぐさまそれを作品集にすることを決めたが、残念ながら Dashの突然の死によりお蔵入りとなっていた。この作品集「Love Roses」は、Dash Snowの遺志を継ぐ THE DASH SNOW ESTATEと Dan Colen、Nate Lowmanと Brendan Duganによって出版されるに至った貴重な 1冊。
165 x 235 cm / 312 ページ / モノクロ 1色 / ソフトカバー / 1000部限定 / 予価3000円
#06 DAVID LACHAPELLE: EARTH LAUGHS IN FLOWERS
過剰なまでの色彩感覚と官能的でもあるデビッド・ラシャペルのポートレイトやファッション写真は、私たちを挑発しながら視覚的快楽の華やかな彼岸にまで誘い込んでいる。彼自身、創造に限界を作らないというアーティストであるらしく、その快楽主義的な制作姿勢は変わらないし、それはラシャペルの本の装丁に現れてもいた。
しかし、2011年 2月に開催されたドイツの Kestnergesellschaftでの展覧会の作品は、ラシャペルのまたひとつの側面を鮮やかに写し撮っている。EARTH LAUGHS IN FLOWERSと題されたダークな 10枚の新作プリントは、様々な花を中央に据えて、果物、野菜、動物、昆虫、仮面、食器、ロウソク、バービー人形、風船、骸骨、そして古い携帯電話までの現代を象徴するような奇怪で記号的なイメージなども配置構成した 17世紀のバロック的静物画のようだ。そこにはいずれ死に行く花や私たちの生命のはかなさ、さらにはラシャペル流のキリスト教的な生と死への讃歌とブルジョワへの軽い皮肉も垣間見ることができる。
ベージュの革に白の文字だけで構成された装丁のカタログ収録図版は、前文に対応する、、、ラシャペルが写真構成に参考にした 17世紀の P.W.Windtrakenの静物画、彼自身による 2004年のエルトン・ジョンのビデオ作品からのスチール、1984年の Angelsと題されたモノクロのポートレイト、2009年の American Jesusと題されたカラー作品、2006年のカラー作品Pieta with Courtney Love、18世紀の Casabeneによる絵画、1904年の Erich Brunkalによる肖像画。そして、EARTH LAUGHS IN FLOWERSのカラー作品10点、さらに JESUS IS MY HOMEBOYのカラー作品 6点、DECADENCEのカラー作品 1点が収録されています。また、現在同名の展覧会は2月から3月までミラノとロンドンで開催中です。
30 x 35 cm / 80 pages / 24 color images / hardcover with leather / 7600円(税抜) / 4月上旬 限定数最終入荷


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